冒頭の画像はAIで制作したイメージです。実際の操作画面ではありません。
調査でAIに頼む前に、何を比べるかを決めます。出典の候補をAIが示しても、公開元のページを自分で開き、該当箇所と更新日を確かめてから共有します。
対象は、二つの公開資料を比べて上司へ短いメモを出す担当者です。ここでは架空の資料で手順を示します。実務では実在する一次資料へ差し替え、社内の未公開情報を許可のないAIへ入力しません。
問いを狭くする
調査の問い(架空)
問い:案Aと案Bで、利用開始時に必要な手続きは何が違うか。 比べる観点:申請の有無、承認者、必要書類。 今回は比べない:料金、性能、導入効果。
「どちらが優れているか」ではなく、次の仕事に必要な条件を調べます。資料が見つからなければ比較表へ想像を書かず「確認できず」と残します。
出典を一行ずつ確かめる
| 観点 | 案Aの資料(架空) | 案Bの資料(架空) | 確認作業 |
|---|---|---|---|
| 申請 | 「利用申請が必要」 | 「申請不要」と記載 | 公開元の原文を開き、該当見出しを確認 |
| 承認者 | 部門責任者 | 記載なし | Bは「不要」と書かず、確認できず |
| 必要書類 | 申請書 | 利用規約への同意 | 資料の更新日と適用範囲を確認 |
上の資料と記載はすべて架空です。実際のメモには、各セルの横に公開元のURL、資料名、該当ページまたは見出し、閲覧日を記します。AIが出したURLが開かない、原文にその文がない、更新日が古い場合は、その主張を採用しません。
実際の作業手順
- 問いと比較観点を決め、まず公開元の公式資料を探す。検索結果の要約だけで確定しない。
- 資料を開き、対象地域・対象プラン・更新日を確認する。該当箇所を自分のメモへ短く引用し、URLと見出しを添える。
- 各観点を表の一行にし、記載がない欄は「確認できず」とする。異なる条件を同じ表で比べていないか見直す。
- 共有文には確認済みの違いと、未確認の項目を分けて書く。判断者へ何を確認してほしいか明記する。
AIは問い・表の整理まで
職場が許可したAIに、比較観点や公開資料の要点整理を頼むことはできます。AIが見つけた出典も必ず原ページで確認します。公開情報であっても、自社の検討内容を含む質問は機密になり得るので入力範囲を確かめてください。
依頼例
次の確認済みの資料メモを「観点/案A/案B/出典/未確認」に整理してください。 資料にない条件、数値、URLを作らず、比較条件が異なる箇所は指摘してください。 最終的な優劣は判断せず、確認すべき点を列挙してください。
AIが「案Bは承認不要」と書いたら、「承認者の記載を確認できず」に戻します。申請不要と承認者の記載なしは別の事実です。上司へはこの差を明記し、必要なら発行元へ確認します。
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